チャンピオンズカップが中京競馬場のダート1800mで行なわれるようになってから、まだ2年しか経っていません。
そのため、データのサンプル数としては少なく、有利な枠順もまだまだ不明です。
しかし、過去2年のチャンピオンズカップの成績を見てみると、有利な枠順は内枠です。
2015年は1枠と2枠の馬が3着以内を占めましたし、2014年は外枠の人気馬が着外に敗退しています。
中京競馬場のダート1800m自体は、それほど外枠が不利になることはありません。
全てのクラスを対象にデータを出してみると、むしろ8枠が好成績を収めているぐらいです。
このデータからすると、チャンピオンズカップで外枠が極端に不利になるとは言えないでしょう。

しかし、チャンピオンズカップはその年のダート日本一を決めるG1です。
力の差がでやすい未勝利戦や500万下などの下級条件とは違い、実力差が拮抗しているメンバー構成です。
実力が拮抗している場合は、ちょっとした差が勝負の命運を分けます。
普段はあまり気にならない枠順の不利も、実力差が拮抗するG1だと大きな差となってくるのです。
ですから、中京競馬場のダート1800mには枠順の有利不利はなくても、チャンピオンズカップでは考えておく必要があります。
過去2年のレース傾向から考えると、内枠の馬はプラスに考えて、反対に外枠だと割引が必要になります。
チャンピオンズカップの予想をするときは、この枠順の傾向だけでも頭に入れておくと、的中に近くになるでしょう。

また、枠順の傾向を頭に入れておくことは、チャンピオンズカップ以後の予想をするときにも役立ちます。
たとえば、外枠の不利に泣かされて敗れた馬は、次走以降で巻き返せる可能性が高いと考えられます。
チャンピオンズカップの約2ヶ月後には、東京競馬場でダートG1のフェブラリーステークスが開催されます。
フェブラリーステークスとチャンピオンズカップは繋がりの深いレースなので、敗因をしっかり分析しておくことは大切です。
枠順の不利で敗れた馬が巻き返したり、逆に枠に恵まれた馬がフェブラリーステークスで敗退する可能性があります。
競馬はには、一連の流れがあります。
予想をするときだけでなくレースが終わった後にも、勝因や敗因の分析は大切です。
チャンピオンズカップを予想するときだけでなく、それ以後のG1レースを的中させるためにも、枠順の差による有利不利は意識しておきましょう。